▼UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節
<グループA>
バイエルン・ミュンヘン 0 - 2 ボルドー
☆得点者
グルキュフ37、シャマフ90
マッカビ・ハイファ 0 - 1 ユヴェントス
☆得点者
カモラネージ45
<グループB>
ベシクタシュ 0 - 3 ヴォルフスブルク
☆得点者
ミシモヴィッチ14、ゲントナー80、ジェコ87
マンチェスター・U 3 - 3 CSKAモスクワ
☆得点者
マンU:オーウェン29、スコールズ84、OG(シチェンニコフ)90
CAKA:ザゴエフ25、クラシッチ31、V・ベレズツキ47
<グループC>
ミラン 1 - 1 レアル・マドリード
☆得点者
ミラン:ロナウジーニョ(PK) 35
レアル:ベンゼマ29
オリンピック・マルセイユ 6 - 1 FCチューリッヒ
☆得点者
マルセイユ:OG(エゲルター)4、アブリエル11、ニアング51、イウトン80、Be・シェイル87ブランドン90
チューリッヒ:アルフォンス31
<グループD>
アポエル・ニコシア 0 - 1 FCポルト
☆得点者
ファルカオ・ガルシア84
アトレティコ・マドリード 2 - 2 チェルシー
☆得点者
アトレティコ:アグエロ66、アグエロ90
チェルシー:ドログバ82、ドログバ88
【マンU、劇的ドローで決勝Tへ ヴォルフスブルクは快勝】
チャンピオンズリーグは現地時間3日、グループリーグ第4節の8試合が行なわれ、グループBのマンチェスターU(イングランド)は終了間際にバレンシアの同点弾でCSKAモスクワ(ロシア)と3対3のドローに持ち込み、来年2月からの決勝トーナメント進出を決めた。また、ヴォルフスブルク(ドイツ)は敵地でベジクタシュ(トルコ)に3対0と快勝し、グループ突破へ近付いている。ロイター通信が報じた。
ホームのマンチェスターUだったが、この日は25分にCSKAモスクワのジャゴエフに先制弾を許す低調な立ち上がり。29分にはオーウェンの同点弾で追い付いたものの、そのわずか2分後にはDF陣のミスからクラシッチに決められ1対2。さらに47分にも追加点を許し、2点のビハインドを背負う。
この展開にマンUのファーガソン監督は、夫人の出産のために一時チームを離れていたルーニーを投入。時間との戦いとなったマンUだが、ようやく終了6分前にネヴィルのFKをスコールズがヘッドで決めて1点差に迫る。そしてロスタイム、混戦からバレンシアがゴールを撃ち抜いて値千金の同点弾。土壇場で3対3のドローに持ち込んだマンUは勝ち点を10に伸ばし、グループ2位以内を確定して決勝トーナメントへの切符を手に入れた。
マンUのファーガソン監督は残り6分間で2点差を追い付く展開に、「刺激が欲しければ、オールドトラフォードに来たまえ! ここで監督をしていて至上の悦びを感じる瞬間のひとつが、今日のように試合を終えられたときだ」と興奮気味に語った。ルーニーの起用については「十分に眠れていなかったようなのでベンチスタートとした」と説明し、「エネルギーも自信も、とても高いレベルに見えたよ。彼は大きな影響力を発揮してくれた」と評価していた。
もう1試合ではヴォルフスブルクがアウェイでベジクタシュと対戦した。14分、ミシモヴィッチのロングシュートで先制したヴォルフスブルクは終始試合を支配。80分にゲントナー、87分にジェコが加点し、3対0でベジクタシュを下した。
4試合を終えて勝ち点1のベジクタシュは、これで決勝T進出の可能性が消滅。デニズリ監督は、「みんな努力してくれたが、チャンスを作れなかった。今季はチーム内の信頼感が欠けていて、得点を挙げるのも難しい状態だ」とコメントしていた。
【ボルドーがバイエルン撃破でベスト16進出! ユーヴェは2位キープ】
チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間3日(以下現地時間)、グループリーグ第4節の8試合が行なわれ、グループAのボルドー(フランス)はバイエルン(ドイツ)に2対0と勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。また、ユヴェントス(イタリア)はマッカビ・ハイファ(イスラエル)を1対0で下している。ロイター通信が報じた。
ホームのバイエルンは先発出場したクローゼとトーニや、シュヴァインシュタイガーのFKなどで先制点を狙うが、ゴールマウスやボルドーGKカラッソに阻まれる。クローゼのシュートも、リプレイ映像では相手選手の腕に当たっていたが、ライン上でクリアされてしまった。
すると37分、ボルドーはウェンデルのFKにグルクフがヘディングで合わせて先制に成功。1点のビハインドを背負ったバイエルンは、後半からロッベンを投入するが、同選手やトーニのシュートは枠を捉えることはなく、終盤には逆にカウンターからシャマクに追加点を許し、0対2で黒星を喫した。
グルクフは試合後、「今夜の僕らは堅固だった。ゴールを決めてからは、試合を支配できたね」とコメント。満足感を示すとともに、「僕らは経験から学んだ。成熟したんだ」と、早期敗退を余儀なくされた昨季の教訓が活きていると述べた。
敗れたバイエルンのファン・ハール監督は、「トップレベルの試合では、ゴールを決めなければいけないし、運にも見放された。とはいえ、我々の出来も良くはなかったね。ただ、まだ敗退したわけではない。まだ小さなチャンスはある」と、挽回への意気込みを語った。
一方、開幕からノーゴールが続くマッカビ・ハイファは、前半からユヴェントスを攻めるものの、GKブッフォンを脅かすには至らない。逆にユーヴェは前半ロスタイム、カモラネーシのゴールで先制点を奪うと、そのまま逃げ切り、アウェイの地で勝ち点3を奪った。一方のマッカビ・ハイファは、これで4連敗となり、グループ敗退が決まっている。
ユヴェントスのフェッラーラ監督は、「勝利に満足している。選手たちは用心深く、責任感をもってプレーした。ホームでのボルドー戦で引き分けた失望はもうなくなった。今は、決勝トーナメントに進めるという希望を持って、前を見ていこう」とコメントしている。
この結果、グループAではボルドーが勝ち点を10に伸ばし、2試合を残してグループ2位以内を確定させた。ユヴェントスは勝ち点8で2位。バイエルンは同4で3位と苦しい立場に追い込まれた。ユヴェントスは11月25日に行なわれる次節で、ボルドーと敵地で対戦する。
【ドログバ2発でチェルシー16強進出 ポルトも決勝Tへ】
チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間3日、グループリーグ第4節の8試合が行なわれ、グループDではチェルシー(イングランド)が2対2でアトレティコ・マドリー(スペイン)と引き分けた。また、ポルト(ポルトガル)は1対0でアポエル・ニコシア(キプロス)を下している。この結果、グループリーグ2試合を残し、チェルシーとポルトの決勝トーナメント進出が決定した。ロイター通信が報じている。
チェルシーとアトレティコの一戦は前半をスコアレスで折り返すと、後半開始直後にチェルシーにチャンス到来。この試合からUEFA(欧州サッカー連盟)から言い渡された3試合の出場停止処分が明けたドログバがFKから直接ねらったものの、相手GKに阻まれゴールを割るまでには至らない。すると、均衡を破ったのは今季CLでこれまで無得点に終わっていたアトレティコだった。66分、途中出場のアグエロがテリーのクリアボールを豪快に叩き込んで先制に成功する。
だが、ここまで3連勝のチェルシーも反撃。82分、マルダのクロスをドログバが頭で押し込み同点とすると、その6分後にもドログバがドリブル突破で相手DFラインを切り裂きゴール。終盤の逆転劇でこのままチェルシー勝利で終幕かと思われたが、アトレティコも後半ロスタイム、ゴール前で得たFKのチャンスをアグエロが直接決めて同点に。結局、両チームのストライカーがともに2得点を奪い、勝ち点1ずつを分け合う結果に終わった。
試合後、チェルシーのアンチェロッティ監督は「アトレティコがいいプレーをしていたので難しい試合だった。しかし、我々が1点を奪ったあとは非常によい試合運びだった」とコメント。一方、10月23日に指揮官に就任したばかりのアトレティコのキケ・フローレス新監督は、「選手たちは今週、大きなプレッシャーのなかでプレーしていた。この結果は次のゲームに向けて重要な結果だ」と安堵感を示した。
もう1試合では、ポルトがファルカオのゴールで1対0とアポエル・ニコシアに勝利した。双方チャンスをモノにできないまま迎えた84分、素早いボール回しからファルカオが低い弾道のシュートをねじ込んで試合を決めた。ポルトのフェレイラ監督は、「簡単な勝利ではなかった。我々はもう何点か決められたはずだ」と勝利にも苦言を呈した。
この結果、勝ち点10の首位チェルシー、同9とした2位ポルトの決勝トーナメント進出が決定。また、同2のアトレティコ・マドリー、同1のアポエル・ニコシアはグループリーグで姿を消すこととなり、残り2試合でヨーロッパリーグ進出をかけて3位の座を争うこととなった。
【マルセイユ圧勝 ミラン対レアルはドロー】
チャンピオンズリーグは現地時間3日、グループリーグ第4節の8試合が行なわれ、グループCのミラン(イタリア)はレアル・マドリー(スペイン)と1対1で引き分けた。一方、マルセイユ(フランス)はチューリヒ(スイス)に6対1と圧勝している。ロイター通信が報じた。
アウェイのレアルは開始から優位に試合を進め、ベンゼマやイグアインなどがゴールに迫るが、得点を奪うには至らない。それでも29分、カカのシュートがGKジーダに弾かれたところをベンゼマが詰めて先制に成功した。
しかし、ミランも35分、ザンブロッタのクロスがペペのハンドを誘発してPKを獲得。厳しい判定だったが、これをロナウジーニョが沈めて同点に追い付いた。するとその後、ミランはパトがゴールネットを揺らす。逆転したかに思われたが、トラップ時にハンドがあったという議論を呼ぶ判定で、ゴールは認められなかった。パトは抗議をしなかったものの、ミランの本拠地サンシーロの観客は主審に激しいブーイングを浴びせた。
結局、試合はそのまま小康状態となり、1対1で両者が勝ち点1を分け合った。試合後、記者会見に臨んだミランのレオナルド監督は、流暢なスペイン語で「こういうこともある。私は常に審判の善意を信じているよ。私には普通のゴールに見えたがね。一方で、我々へのPKは正しかったと思う」とコメント。パトのゴールが取り消されたことに不満は述べないとし、「我々はよくなっている。試合ごとに少しずつ改善しているよ」と付け加えた。
一方、レアルのペリェグリーニ監督は「前半の我々はよい姿勢で戦った。16本のシュートを放ったんだ。かなり試合を支配していた。だが、後半は少し難しくなってしまったね。最後には、我々にふさわしい勝ち点3を奪うためのチャンスもあった」とコメントしている。
なお、シーズン前にミランからレアルへ移籍したブラジル代表MFカカに対し、ミランのファンは拍手を送るとともに、同選手が過ごした6年間に感謝する横断幕を掲げるなど温かく歓迎した。だがカカは、ミランMFアンブロジーニのパワーに押されるなど、ホームでの試合に続いて大きな活躍はできていない。
一方、マルセイユは3分、FKからオウンゴールで先制すると、その8分後にアブリエルのFKで加点。その後1点を返されるも、後半に入って52分にニアンのゴールで再び2点差とすると、終盤にはイウトン、シェイルー、ブランドンが立て続けに得点し、終わってみれば6対1と圧勝した。
マルセイユのデシャン監督は「我々は今この瞬間を喜ぶべきだ。CLの試合であまり見られないスコアだからね。ただ、結果以上に難しい試合だった」とコメント。「ミランとレアルが引き分けたことで、我々は残り2試合で4ポイントを手にしなければいけない。ミラノで全力を尽くすよ」と次節アウェイでのミラン戦へ意気込みを示した。
グループCは勝ち点7でミランとレアルが並び、同6のマルセイユがこれを追っている。
【不振のリヴァプールがリヨンと対戦 F・トーレスの回復具合がポイントか】
不振に苦しむリヴァプール(イングランド)は、現地時間4日(以下現地時間)にチャンピオンズリーグ(以下CL)・グループリーグ第4節でリヨン(フランス)と対戦する。現在、グループEで勝ち点3の3位と低迷するリヴァプールにとっては今後を占う重要な一戦となるが、故障中のエース、フェルナンド・トーレスの状態が勝負のカギとなりそうだ。ロイター通信が伝えている。
ベニテス監督は3日の会見で、「状態はよくなりつつある。練習には参加している。まだ痛みはあるが、それも日を追うごとに減っている」と、F・トーレスの現状を説明した。そして、「彼が100%のコンディションでないことは明らかだが、彼の状況を待たなければならない」と続け、エースの回復に望みを託し、ギリギリまで決定を延ばすことを示唆した。
F・トーレスは先月行なわれたスペイン代表での試合で内転筋を負傷。1対3でリヴァプールが敗れた先月31日のプレミアリーグ・フルハム戦では先発出場し、ゴールを決めるなど孤軍奮闘の活躍を見せていたが、63分で交代していた。
リヴァプールを悩ませているのが「11人から14人はケガ人がいる」という負傷者の多さ。キャプテンのジェラード、リエラ、シュクルテルら主力の多くが戦線離脱中だ。それでもベニテス監督は「困難は多いが、他にもいい選手はいる。まだまだいいチームが組める」と、なんとか前向きに捉えようとしていた。
グループEは、第3節終了時点で首位がリヨン(勝ち点9)、2位フィオレティーナ(同6/イタリア)、3位リヴァプール(同3)、4位デブレツェン(同0/ハンガリー)という状況。もし今節、リヴァプールがリヨンに敗れ、フィオレンティーナがデブレツェンに勝てば、リヴァプールの決勝T進出はかなり厳しくなる。
現在、公式戦7試合で1勝6敗という低迷真っ只中のベニテス監督だが、「これはCLの試合であり、とても重要な一戦だ。出場可能な選手はすべて準備ができている。チームにはスピリットもあるし、選手たちの士気もとても高い。彼らはプロフェッショナルで、みんな勝利を望んでいる」と続け、チーム一丸となって危機を乗り切るという意気込みを語っていた。